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空間線量変動から、放射能測定器を調査しての雑感

2011.09.19

原子力業界と放射能防御について計測器メーカーに問い合わせてわかったこと。
GM管(ガイガーカウンター)は、元々最初の測定方法なので、精度が荒い。
0.1?マイクロSvから100?マイクロSv。
シンチレーションカウンタは、~10?マイクロSv。
GM菅より、シンチレーション式の方が精度が高いというだけで、定量測定ではない。

0.1マイクロSv以下は、自然放射線と同等と考え、影響なしとしたため、定量測定の
考え方がなく、関心もない。
どちらも、定量的な分析法ではなく、シンチレーションもスクリーニングにすぎず
定性と定量の中間だとする。
定量という考えを諦め、金儲けになるような研究だけに固執し、大切な定量の計測方法の
研究を怠ってきたということである。
今回、影響を受けているのは、従業者ではなく、無関係な市民であるが、同じ扱いでいいと
考えている。
しかし、その説明は全くなく、バカ呼ばわりである。

定量でものを考えないなら、もう科学でも物理学でも工学でもない。錬金術なのだ。
富士電機 Y氏は、原発村の典型的なサラリーマン職業人。法律なんて意識するはずも
ない。

愛知にある日綜電工業株式会社 佐藤氏のような、まともな方もいらっしゃった。
これには、救われる。
元々(株)堀場製作所 (HORIBA, Ltd.)のPA-1000が、一部の代替機として配布されたため
堀場でなくて、検索に出た、予備候補の会社だったのだが、東京でいいのに、これまた間違え
て愛知本社にかけた。
これらの偶然が、いい人を引き当てたというわけ。
ただ、ハード自体は、限界点を限界として放置したハードであることに変わりなく、いかんとも
しがたい。
営業さんであったのか、堀場工場に聞かないとというので、わざわざ時間をかけてもらい
誠実なお答え。
この心持が、現在の製造業にはないのだ。製品不良でもない限り、可能な限り短時間で
納得、黙っておかえりいただく。現在の製造業の現実である。安かろう悪かろうではなく
安かろう安かろう、ギリギリ粗悪品質で、苦情禁止全クレームなのである。

さて、話を戻して、原発推進職業人が、概ねこのようであることがわかった。
0.1マイクロSv以下など、職業人の彼らでも理解できないのだ。お笑い草だ。定性分析さえ
怪しいものだ。
東電が会見で、平気で、アルファ核種は分析できないなどというわけなのだ。
恐らくHPに記載された時は、自慢げにこんなこともできますと書いてあったのに違いない。  

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