ひじり相談室 （パソコン障害対策、家電品マスターも支援） | 日記 | 【質問回答】富士電機～梱包された食品を連続的に測定可能～『食品放射能測定システム』の発売について

富士電機が開発し、話題の『食品放射能測定システム』

http://www.fujielectric.co.jp/about/news/11080102/index.html

について、メーカーに、質問してみました。質問するにあたり、比較対象として
もう内部被ばく調査には、不完全だということが、ばれてしまって話題にならない
ホールボディカウンタとの比較を視点に検討をしてみた次第です。
私は、この点では高等教育を受けた技師や専門家ではないので、皆さんの参考とし
皆さんの生活上の判断の参考程度として下さい。
信頼に足る専門家の発言があれば、それをベースに各自判断願います。 合わせて、予備知識兼参照資料編をご参照ください。
http://hijiri-grp.on.omisenomikata.jp/diary/135024

質問に際して、ネット上で、参照した資料をリンクしてあります。
この資料も、掲載者の方で、ミスがあるかもしれません。ご容赦を。

質問のしかたがまずくて、うまく答えを引き出せていないことがありましても
ご容赦ください。

【質問】
 『食品放射能測定システム』(NaI（Tℓ）シンチレータ)について。
 １．ガンマ線核種エネルギー毎の放射線量の測定を外部から行う点で、ＷＢＣと同様
 に参考値ではないのでしょうか？よろしければ原理的な違いで簡単にお示しいただけ
 れば。
 ２． ニュースリリース >上の仕様の測定限界値を確認させていただくと、国の暫定
 基準値に従えば、十分な制度となっていますが、ＥＣＲＲやＩＣＲＰ傘下の研究デー
 タからみれば、精密測定時の数値で見ても、あと２倍～３倍の精度が必要のように思
 われますが、改良は早いタイミングで可能でしょうか？
 ご訪問させていただきたかったのですが遠い事、お電話では、営業上障害となる可能
 性があるので、問い合わせホームにさせていただきました。よろしくお願いします。
 
※(NaI（Tℓ）BTRONシステムの漢字コードをコード表記している？
　　「T&#8467」　...........余談でした........

【回答】

平素より弊社ホームページをご利用頂き、誠に有難うございます。
富士電機の黒木と申します。
お問い合わせの件、下記のとおりご回答申し上げます。 放射性物質の正確な同定・定量には、ゲルマニウム半導体測定装置
によって測定することが必要と考えます。
弊社『食品放射能測定システム』は、スクリーニングを目的とした
システムです。
従来のようなサンプル測定ではなく、全量測定を目的としています。
また、測定精度は設置環境に依存し、ゲルマニウム半導体測定装置
とは目的・方法が違うため一概に比較することはできません。 ご査収の程、宜しくお願い申し上げます。 以上 富士電機株式会社
放射線システム統括部
営業技術部　　何某

【回答に対して】

回答ありがとうございます。 頂いた回答を冷静に考えてみましたが ＷＢＣは、ゲルマニウム半導体測定装置であり、それ以上に参考値程度と解釈できました。 また、項番２の質問に関しても、本来定量検出装置ではないのだから、当初から
それほどの精度を求めることはできないことを前提としていると解釈できました。 訂正があれば、いつでも、ご返信下さい。 何某様自身が、開発者ではないから思いがないのか
確認された開発チームの方が漠然と仕事命令だから開発したようにしか
聞こえてきませんでした。
現代では、すでに一般化した状態ですが、まことに残念です。 以上